「ふじ」の気候被害、今年も

 リンゴで最後に出回る「ふじ」はいま収穫期だが、気候変動の影響を今年も受けています。実直な夫婦の果物店にお願いし友人や親戚に送っているのに、今年は断られました。長野市山間部の契約農家のリンゴが夏にヒョウ害にあって全滅というのです。
 近所のJA直売所で「贈答用」を選んで何とか送り終えたら、25日の長野市民新聞は1面で「贈答用リンゴ不足」の記事。やはりね。小布施町に住む友人のリンゴ農家に聞くと、春先の霜で「量も少なく質も悪い」とのこと。温暖化の影響で花芽が早く出たところ霜が降り実が減ったり小さくなり、夏は猛暑が長引き「日焼け」してきれいな紅色にならなかったようです。
 一昨年2021年も多くのリンゴ農家は春先の霜にやられ、2019年10月には、台風19号で千曲川が氾濫し長野市東部のリンゴ農家は浸水被害。気候変動は、農家の経営を不安定に。「私のような消費者は、生産者に比べ、気楽なものだと反省しています」。小布施の友人にメールしました。
 JA直売所では、日焼けしたり小柄なふじが「B級」として、スーパーなどより安く売っていて、味は変わらないので買っています。

「ふじ」の気候被害、今年も

「ふじ」の気候被害、今年も




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