被団協の田中代表委員が長野市で講演

 ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表委員で受賞式典に参加した田中熙巳(てるみ)さん(92歳)の講演会が、19日(日)長野市のホテル信濃路であり、パソコンからZOOMで傍聴した。同じ日に都道府県対抗男子駅伝が12時半から始まっていたけど長野県の4連勝を確信し、午後1時からパソコンにかじりついた。「受賞演説は新聞に詳しく出ているのでそちらを読んでください」と主に裏話を披露。
 平和賞の委員会があるのは(スウェーデンでなく)米国の同盟国でもあるノールウェーで2017年にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が受賞しているので、被団協の受賞は無いと思って外出していたという。自宅から「早く帰って」「テレビを見て」と携帯に電話があり、アパートに戻ると記者が集まっていた。
 アメリカと並んで核保有超大国のロシアが、ウクライナ戦争で核を使うとほのめかしたことから、ノルウェーの委員会ですら危機感を強め、被爆80年の今年を前に、受賞を決めたのだろうと推測。
 胎内で被爆した人も今年80歳、被爆の証言をする人がいなくなる。フランス大使と話したら「フランス国民の中には核を持っていることを誇りに思っている人もいる」と話していたという。国内だけでなく核保有国も含めて、核を許さないという若い人を育てる必要を感じると訴えた。

被団協の田中代表委員が長野市で講演


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