ドイツで十日間の旅をしました。デュッセルドルフを起点に、ブレーメンからバルト海に開けたリューベック、ベルリン、ドレスデン、ライプツィヒから高速鉄道でミュンヘン、オーストリア境にあるノイシュバンシュタイン城、中世の城壁に囲まれたローテンブルク、リューデスハイムからライン河クルーズ、ケルンと、ほぼ一周。天候は20度余りと涼しく、雨も少なく過ごしやすい日々でした。
 車窓に広がる平原は、北では刈り取り寸前で黄色の小麦畑や緑の飼料用トウモロコシ畑、白い花をつけたジャガイモ畑、南では牧草と牛、ライン川添いは葡萄畑が延々と広がり、電力発電用風車も300基は見ました。
 ベルリンでは、東西を隔てた壁が一部残り、画家たちが絵を描いてギャラリーに。富士山と日の丸、五重の塔を描いた作品もあり、ドイツ人解説者によると東べルリンで日本に行けなかった画家が、憧れを描いたとか。壁の跡を示す標識も道路に埋め込まれ、検問所の跡もあり、胸が痛みました。
 ミュンヘンで自由行動時間に、広場の屋外ロックコンサートを覗きました。日曜を楽しむ老若男女でいっぱい。舞台左端で譜面を前に手話通訳がいて耳の不自由な人もいるのだと気づき、ゲイのカップルも目にした。会場にかかった旗に「defferent together」の文字。後で、添乗員に聞くと、ヒットラー時代の反省で、国家より各州の自治を、同一より違いを、大切にしようとの気持ちが国民にある、とのこと。
 ランチとディナーのたびに、ローカルビールを注文、様々な味を楽しみました。成田で蒸し暑さに驚き、長野で汗だくで荷物を整理した後、飲んだスーパードライが余りにも美味しくて感動。ビールは気候風土に合ったのが一番美味しいのでしょうか。






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