北海道警の警察官数人が、昨年7月参院選で、安倍首相の札幌での応援演説にヤジを飛ばした男女各1人を力づくで遠くへ連れ出し、女性1人がプラカードを掲げようとしたのを囲んで阻んだ問題。「正当な行為として許されるのなら、憲法が保障する言論・表現の自由は、あってなきものになってしまう」(信毎2月27日社説「正当化できぬ異論封じ」)。民主主義に反する、とんでもない企てだ。7月26日信毎の週間テレビ面評論「怪しいTV欄」(放送作家、町山広美さん)で、警察側がヤジ排除に肯定的な意見もあった根拠として、ヤフーニュースの匿名コメントを裁判に提出したと知り、再びあきれた。北海道放送が無料配信している1時間番組「ヤジと民主主義~小さな自由が排除された先に~」https://www.youtube.com/watch?v=X42DstsPmsc(4月26日放送)を見ると、改めて恐怖を感じる。北海道はコロナも最初に感染拡大したが、民主主義を脅かす怖い病原も。こちらも感染拡大を許してはならない。



 コロナ禍で何かと苛つくことの多い時に、気持ちを静めてくれるエッセイ集です。訳者あとがきによると、著者のパオロ・ジョルダーノ氏はトリノ大学で物理学を学んだ後、「素数たちの孤独」(ハヤカワ文庫)で文壇デビューした、理数系の人物。それ故に、理性的、かつ豊かな文章力で語るから、読者の心に響くのでしょう。
 27本のエッセイはローマで2月29日から3月4日までに書かれているのに対し、著者あとがきは3月20日付、イタリアの死者が中国を越えた段階で書かれています。それだけに、文章の美しさはそのまま、鋭角的に問題点を訴えています。「僕は忘れたくない」と、いくつかを述べる中で、「今回のパンでミックのそもそもの原因が秘密の軍事実験などではなく、自然と環境に対する人間の危うい接し方、森林破壊、僕らの軽率な消費行動にこそあることを。」とあります。その通りですね。たまたま、直前に読んだ「グレタ・トゥーンベリ」に書かれた彼女のストイックな生き方はとても真似出来ないけど、未来の子供たちのために、少しでも環境に優しく生きなければと考えさせられました。あとがき「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」はネットで公開されています。https://www.hayakawabooks.com/n/nd9d1b7bd09a7





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