歪んだ波紋

NHKBSプレミアムで12月22日まで日曜夜、連続8回放送された「歪んだ波紋」は、今年一番、考えされ、面白かったドラマです。誤報とその被害者という古典的テーマが情報が拡散されるネット社会ではいっそう深刻さを増すこと、誰もが情報の発信者になれる結果、確証されていない話やフェイクがあふれ、一方で面白いと言う価値観だけで情報が選別、消費される中で、本当に大事なこと、真実をどう伝えれば良いのか。これら深刻なテーマを全うに取り上げている脚本には敬意を表します。いずれ、通常枠でも放送され、DVDにもなるでしょうから、詳しくは書きません。番組のホームページ(https://www4.nhk.or.jp/P6000/)で触れている程度にネタバレすると、プロの記者が意図的に誤報や虚報を流そうとしたら、その脅威にどう対抗できるのか、このテーマも面白かったです。主人公は全国紙の系列の「新神奈川日報」という実際にはない新聞社の記者。ネット社会の混乱の中で、地方紙ならではの地域に根ざした解決策を最後に示唆したのにも共感できました。塩田武士氏の原作(短編5話)を購入、正月に読みます。
歪んだ波紋

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猪股征一