雑貨展、面白かったです。

 沖縄の友人と東京で会い、東京ミッドタウンガーデンの満開の桜を見た後、ガーデン内にある三宅一生デザイン文化財団の美術館「21_21DESIGN SIGHT」で開かれていた「雑貨店」を見に行きました。懐かしい身の回りの雑貨が並んでいて、「ああ、これこれ、使ったよね」などと話しながら、とても楽しめました。
 最初の空間には、大きな荷車。ほうきやはたき、竹かご、「給食で使ったな」と思い出すアルマイトのカップ、長靴、傘など、生活洋品を驚くほど大量にぶら下げています。江戸から明治にかけて雑貨の行商のスタイルとか。
 会場を進むと、台所用品や文具、掃除・洗濯道具、つまようじ・・・などなど。生活を思い出す雑貨がたくさん並んでいて、駅弁についていた醤油入れまで集めてあり、懐かしかったり、面白かったり。他の見学者の皆さんも楽しんでいました。
 「雑」は、なめてはいけない、と改めて痛感しました(新聞だって「雑報」「雑感」は大事です)。わが家の雑貨を見直しました。
 日本文化に根ざしたモノづくりの道筋を示し、プロセスやノウハウを公開しつつ、世界をリードするデザイン環境を創りだす、というのがこの財団の一つの狙いだそうですが、一昨年の今頃開いた「コメ展」はじめ、脳みそに刺激を受けることが多いです。20/20(twenty-twenty)は英語で「非常によい視力」の意味ですので、21_21(トゥーワントゥーワンと呼ぶそうです) には、さらに先を見通す意味があるのでしょう。6月5日(火曜休館)まで開催しています。
雑貨展、面白かったです。

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