牧野標本館を訪ねる

 先週土曜、9月30日に八王子市の東京都立大学にある牧野標本館別館で開催していた企画展「『日本の植物分類学の父』牧野富太郎が遺したもの」を見に行きました。最終日でもあり、大勢が行列を作りました。なぜ、都立大学にあるのか。牧野博士の晩年、膨大な植物標本をどう保存するか問題になり、東京の名誉都民第1号だったことから、東京都が保存することになったとのこと。標本館は牧野博士が亡くなった翌年の1958年に完成、練馬の自宅から4トントラック10台で学生10人が5日間かけて搬入。整理に20年以上かかって1981年完了したとのことです。
 会場は小学生から高齢者までの男女でいっぱいでしたが、展示を見るうちに皆さん穏やかな良い顔になったのは、植物標本の力か牧野博士の人柄でしょうか。受付の女性に牧野博士の写真と一緒に、夫人の名前を付けたスエコザサの標本を抱えて写真を撮ってもらいました。

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