ノースライト

 連休中、買いだめた本を読んでいて、横山秀夫さんの「ノースライト」を読み終えました。めちゃ面白かった。読後感も爽やかです。ミステリーファン以外の方にもおすすめです。個人的には、信濃追分が主要舞台の一つで大学生時代、詩人立原道造の面影を求めて何度か歩いたところですし、エピソードの一部に、戦没画学生慰霊美術館「無言館」(上田市)が出てくるのにも、親近感を覚えました。
 長野県の隣、群馬の地方紙、上毛新聞の記者だった横山さんの作品は、大半読んでいます。最初の方の、警察を舞台にした作品は、裏切りなど人間不信が色濃く出ていたのですが、「クライマーズ・ハイ」(2003年)から一転、温かみのある人間関係が描かれ、この本もその延長にあります。
 横浜の長女の夫や高校生の孫も推理小説好きで、そこの図書館では990人待ちというので、もちろん置いてきました。
ノースライト

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猪股征一