ポッピングシャワー、知っている?
2020/06/11
「お母さんの爪色のポッピングシャワーもいいなあ」。今年の本屋大賞の凪良ゆうさんの「流浪の月」を読んでいて「何、これ?」と進めなくなった。長女に聞くと「アイスクリーム。サーティーワンで買えるよ」。31って?「イオンや駅ビルにある」。さっそくでかけ、ネイル模様と、口の中ではねる触感を初体験。その後、皆さんに「ポッピングシャワー知っている?」と聞くと、女性は半分以上知っていた。男性はほとんど「何?それ」。「昔。口の中ではねる菓子『わたパチ』があった。そのアイスクリーム版」とうんちく傾ける30代女性がいたり、「高校生の息子が好きなので知った」という40代女性もいたり、それぞれの人生と絡んで面白い。
肝心の「流浪の月」ですが、女性用語?がたくさん出て、新聞記者してたのに知らないことだらけ。女性記者を増やさないと世間が分からなくなる。以前からの考えを確認した本でした。「流浪の月」も、翻訳部門で本屋大賞となった「アーモンド」(ソン・ウォンピョン作)も、これから読む方のためにネタばれの感想を述べませんが、異質の人間愛がテーマ。コロナ禍で自粛の同調圧力、異質を排除する空気が強い今だからこそ、皆さんの心をうったのかな、と思います。
(ちなみに、サーティーワンは、米国のバスキン・ロビンスの世界チェーン店、日本では不二家との合弁会社が1974年に1号店。「わたパチ」は2016年に明治が製造中止。近所のスーパーの駄菓子コーナーに「パチパチパニック」という菓子を見つけ、隣りの須坂市にある明治HD傘下の製品でした。)
肝心の「流浪の月」ですが、女性用語?がたくさん出て、新聞記者してたのに知らないことだらけ。女性記者を増やさないと世間が分からなくなる。以前からの考えを確認した本でした。「流浪の月」も、翻訳部門で本屋大賞となった「アーモンド」(ソン・ウォンピョン作)も、これから読む方のためにネタばれの感想を述べませんが、異質の人間愛がテーマ。コロナ禍で自粛の同調圧力、異質を排除する空気が強い今だからこそ、皆さんの心をうったのかな、と思います。
(ちなみに、サーティーワンは、米国のバスキン・ロビンスの世界チェーン店、日本では不二家との合弁会社が1974年に1号店。「わたパチ」は2016年に明治が製造中止。近所のスーパーの駄菓子コーナーに「パチパチパニック」という菓子を見つけ、隣りの須坂市にある明治HD傘下の製品でした。)